30/10/2009

-NYC #4 (yellow cab again) -


この日は朝からが降っていたので、

モール内でショッピング。

あれやこれやと見て回り、
本屋では
インテリアや
編み物の本を購入。

このニットの本がまた可愛いので、

今後の子供服作りの参考にします。

ランチには、小龍包の
美味しいお店で中華を頂き

そして最後のディナーには
スパニッシュ
頂く事になりました。
(アペタイザーをチョコチョコ
  と注文出来る、お勧めのバルに
   案内してもらう事に。)

夜には雨が本降りになってしまったので

イエローキャブ
移動する事になりましたが、

イエローキャブ。。。

そう、この旅の始めに先制
パンチを食らった

あの イエローキャブ

ここでまた、
この旅最大の事件が勃発したのです。

滞在していたミッドタウンでは、比較的

簡単に TAXI は捕まるのですが

この日は雨で多くの人が
TAXI 待ちをしていました。

そんな中、
幸運にも 外に出た丁度その時
1台のイエローキャブが
私たちの前に停車。

ラッキー!!とばかりに飛び乗る私達。

私は後部座席の真ん中に座りました。

行き先を告げ、発車するや否や

皆一斉にある事に気が付いた。

「この車、異常に
熱くない!???」

多くのイエローキャブには防犯のため

前座席と後部座席の間に
アクリルボードの仕切りが付いていて
その中心部に小窓が開いています。

わたしは丁度その小窓の前に
座った形になった
のですが・・・

そこから信じられない温度の
熱風が吹き込んで来るのです。

加えて足下の吹き出し口からも
熱風が。

前に座った友人
が止めてくれる様
ドライバーさんに頼んだところ、
窓ガラスが曇っているから
止められないとの事。。。

たしかにフロントガラスの半分が
曇っていて、そこから前を
覗き込む様に運転しているドライバーさん。

・・・??

いやいや、ちゃうちゃう。
熱風の必要は無いよね??

前でカチャカチャと勝手にエアコンを
操作する友人。

後ろでエアコンのスイッチを
オフにしようと頑張る私。

前から、まさかの

「完っ全に壊れてるよね。」の声

後ろで、同じく全く動こうとしない
エアコンスイッチに絶望する私達。。。

なんじゃこれ。

冗談じゃない。

サウナ状態の車内で一同唖然。

さらに道は渋滞で、
なかなか前に進みません。

とりあえず小窓を閉めましたが・・・
これも壊れていて半分も閉まりません。

おまけに、フロントガラスの真ん中の辺り
つまり熱風の出所には
甘〜いフルーツ系の臭いを放つ芳香剤が
鎮座しており、

酔う。

いよいよ我慢も限界に。

そこで私たちは窓を全開に放ち
車内で傘をさす。という
訳の分からない状態になりました。

ここから先はもう意識が朦朧としていて
あまり覚えてはいないのですが・・・
息子も汗だくでグッタリ。

まさに泣く子も黙る、ってやつです。

そんなこんなで
命からがらスパニッシュバルに
辿り着いた訳ですが、

すっかり酔った私はトイレへ直行。

席に着いてもしばらくは
放心状態でした。
(友人曰く青い顔をして。)

旦那と息子はかろうじて無事。

友人達は流石ニューヨーカー。
メニューをペラペラめくり何頼もうか??
なんてやっています。

私は、とりあえず水を・・・という状態で
笑えません。

隣では一連の騒動に
笑いが込み上げて来た
旦那が大爆笑。

・・・・(ひどい)

しばらく休むと
だんだんと意識が戻ってきて、

お腹も空いて来たので、

私もようやく
サングリアやマッスル、パエリアを
美味しく頂く事が出来ました。

ああ 恐るべし、イエローキャブ(涙)

忘れる事の出来ない思い出が
出来ました。

あの時は隣で笑い飛ばす旦那を
どうかと思ったけど、

こういうのって旅には欠かせない
面白エピソードになるんですよね。(笑)

結果オーライです。

ちなみに、かえりの TAXI と
翌日の 空港へ向かった TAXI は
優良ドライバーさんでしたよ。

NYC名物、イエローキャブ

ある意味ギャンブルなのです。



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